POPショービットが特にそうなんだけど、
もしかしたらキックフリップや、トレフリップなんかも同様のことが言えるかもしれない。
POPショービットは前足を回転の邪魔にならないように外して、
回転してきた板を前足でキャッチする。
というのが極一般的なトリックの説明になると思います。
ここで注意したいのが、前足。
外して、キャッチする。
これを考えると、
(自分の場合)回ってきた板の回転を回り過ぎないように前足で止めにいきつつ取りにいく。
→悪くいうと、前足で板を地面に打ち落とすようにしてキャッチする。
っていうやり方をしていました。
どうやらこの「キャッチ」の仕方がよくなかったみたいで、
僕は「キャッチ」に関する認識が誤っていたみたいです。
特にPOPは、前足は外すには外すけど、意識としてはデッキの表面に添えておく。
という意識をするのが正しい。っぽいです。
前足と板が離れ過ぎてしまうと、回転の制御や、板の回転する軸の設定がしづらくなり、
結果的に、ボヨンボヨンしたキレのないPOPショービットになってしまいます。
しかも、
その後の「キャッチ」で踏みつけて板を叩いて落とすようなキャッチになってしまいやすいで。
そうならないためにも、「ずっとデッキの表面に前足を添えておく」意識が役に立ちます。
これを意識すると、
「キャッチ」は、実際取りに行かなくても良くなるんです。
っていうかそもそも板へ足を伸ばして取りに行くことは「キャッチ」ではないです。
「キャッチ」というのはあくまでも板が勝手に足にくるのを受け止めるだけ。
キャッチボールをもそうですよね?
ボールがグローブの中に入ってくるのを待って、入ってきたところでボールを掴みますよね。
決して腕を伸ばして自分からボールを取りに行くようなことはしないと思います。
これをスケートボードに置き換えると、
板の回転を止めいったり踏みにいったり打ち落としてしまうようなのは「キャッチ」ではないと言えます。
前足をずっと板に添えておく意識をすると、
前足のそばで板が回るから、回転が終わったタイミングで勝手に足に付くような感じになります。
これこそがスケートボードのキャッチの仕方です。
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